2012年03月14日

成功の宣言文 7600 人間村の完成 現状の姿

「人間村 追求をして 20年」

  
セキガハラ人間村

●日曜日には関ヶ原製作所の人間村で、清塚ミュージアムの完成記
念パーティが行われた
●矢橋会長や関ヶ原製作所のみなさんが、20年かけて構築されて
きた人間村がこれで完成する。今後、この人間村の上で、人がつく
られ、組織がつくられ、そして事業がつくられていく。
●「人間村 追求をして 20年」 セキガハラ人間村 

成功の宣言文 7601 民主ミッション共同体経営 行動開発
●民主ミッション共同体経営を目指す人間村カンパニーの真のスタ
ートである
●チーム知経営研究会でも、矢橋会長指導のもと、佐久間社長・小
寺常務のツートップ体制で、プロパーによる経営がスタートしてい
る。
●「スタートす 民主ミッション 共同体」 セキガハラ人間村

成功の宣言文 7602 会社はみんなのもの ありたい姿
●その100年企業づくりの基盤は、「会社はみんなのもの」とい
う創業者の哲学である
●「会社はみんなのもの」の思いを、形に出来たのが人間村です。
私も記念パーティに参加させていただきましたが、普段と異なって
、半数以上の参加者の方が芸術家のみなさんでした。
●「人間村 会社はみんなの もの理念」 セキガハラ人間村

成功の宣言 7603 まじりあう  現状の姿
●いろいろな彫刻と絵画そして音楽と生活がまじりあって、人間広
場の喜びを体験できました
●いろいろな人がまじりあって、お互いの思いがつながっていく。
物づくりのひろばと生活のひろばが錯綜して喜びを創造している。
●「まじりあい いろいろな思い 繋がって」 セキガハラ人間村

成功の宣言文 7604 関係をつくる  行動開発 
●市川茨城美術館長の「震災と美術館」という講演も素晴らしかっ

●芸術は作品と対峙した時に、関係をつくるといわれる。震災で関
係がこわれた。しかし、人間はこわれた中で関係を創造する力を持
っている。
●「こわれた中 関係をつくる 力あり」 セキガハラ人間村

成功の宣言文 7605 毎年で関係を創造  行動開発 
●我々の改革実践も、対象と対峙して、関係を創造している。そし
て毎年で進化する
●10年近く続けてきたが、やはり20年は続けないと文化にはな
らない。私は間の理論といっているが、芸術も改革実践も、関係を
つくることでは、共通性がある。
●「毎年で 関係を創造 進化する」 近藤修司

成功の宣言文 7606 4画面思考は毎年で進化 実践する姿
●四画面思考による改革実践は、毎年、改革実践モデルを進化させ
ることがその特徴です
●先週の土曜日に、第8期いしかわMOTスクールファイナルが行
われました。8期生の進化テーマは「イメージと感覚の一致」にし
ました。みなさん期待にこたえてくれました。
●「毎年で 進化を続ける 4画面」 近藤修司

成功の宣言文 7607 8期生は無限  現状の姿
●7期生のグループ名は、火種をともすために、「七輪会」になりま
した
●8期生は、繋がって無限に改革実践力を引き出すために「∞」に
なりました。人間の未来をつくりだす力は無限なのです。
●「8期生 無限の力 感じてる」 8期いしかわMOTファイナル

成功の宣言文 7608 メンターの経営3原則  なりたい姿
●受講生発表に続いて、指導していただいたメンターの、私の経営3
原則を披露
●改革実践と経営実践が両輪となって、初めて大きな成果が出るから
です。それぞれのメンターの経営3原則がまじりあって、経営改革道
場になった。経営や改革を純粋経験されている。
●「メンターの 経営3原則 すばらしい」 8期いしかわMOTファイナル

改革実践活動の近況

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出る俳句」、第三巻「改革の輪」に続いて、「4画面思考の基本」
が発刊されました。「成功の宣言文」文庫の購入は下記ブログより
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■今週の日曜日は関ヶ原製作所の人間村で、清塚ミュージアムとス
ロープギャラリーの完成記念パーティが行われた。矢橋会長や関ヶ
原製作所のみなさんが、20年かけて構築されてきた人間村がこれ
で完成する。今後、この人間村の上で、人がつくられ、組織がつく
られ、そして事業がつくられていく。民主ミッション共同体経営を
目指す、人間村カンパニーの真のスタートである。
チーム知経営研究会でも、矢橋会長指導のもと、佐久間社長・小寺
常務のツートップ体制で、プロパーによる経営がスタートしている
。その100年企業づくりの基盤は、会社はみんなのものという創
業者の哲学である。会社は、みんなのものの思いを形に出来たのが
人間村です。
私も記念パーティに参加させていただきましたが、普段と異なって
、半数以上の参加者の方が芸術家のみなさんでした。いろいろな彫
刻と絵画そして音楽と生活がまじりあって、人間広場の喜びを体験
できました。
いろいろな人がまじりあって、お互いの思いがつながっていく。物
づくりのひろばと生活のひろばが錯綜して喜びを創造している。市
川茨城美術館長の「震災と美術館」という講演も素晴らしかった。
芸術は作品と対峙した時に、関係をつくるといわれる。震災で関係
がこわれた。しかし、人間はこわれた中で関係を創造する力を持っ
ている。我々の改革実践も、対象と対峙して、関係を創造している

10年近く続けてきたが、やはり20年は続けないと文化にはなら
ない。私は間の理論といっているが、芸術も改革実践も、関係をつ
くることでは、共通性がある。北陸で展開している改革実践コミュ
ニテイの原点は関ヶ原人間村でもある。関ヶ原人間村の上で、10
0年企業が生まれる実感を体験できました。市川先生の講演の中か
ら、気づいた成功の宣言文をご紹介いたします。(近藤)

成功の宣言文 原風景が見えてきて ありたい姿
●私がいつも心に描いて風景が、まわりに自然ともひびきあってい

●絆を感じて、原風景が見えてくる。創業者がいってきたことは、
会社は皆のものと、いつもいっていた。そんな父の志を民主ミッ
ション共同体という経営で始まりました。
●「人間村 原風景が 見えてきて」 矢橋会長

成功の宣言文 本当の人間をつくる  ありたい姿
●オイルショックの時に大方は、何か変わったことを始めたといい
はじめた
●それから、20年、着実に風景をつくってこられた。関ヶ原製作
所は、本当の人間をつくってきたことで復活した。人間力にこだわ
ることで、厳しい中から復活することを証明された。
●「本当の 人間をつくり 復活す」 矢橋ホールディング 矢橋会長

成功の宣言文 ちぎりと絆の人間広場 ありたい姿
●そういう中で、ちぎりと絆の人間広場を社会に提供する
●そして、会社自身も社会に認められていきたい。社会の中で自分
も磨きあげて、より一層、社会のみなさんに認めていただく活動を
やっていく。
●「ちぎりと絆 人間ひろばを 提供す」 佐久間社長

成功の宣言文 間にて関係をつくる なりたい姿
●人間ひろばは、かぎりなく、追求していかれる。ひろばで間をつ
くる
●間にて関係をつくることを続けて、人間村というひろばができた
。そういう意味で一区切りです。間は関係をつくることもできるし
、疎遠になることもできる。関係をつくれば絆になる。
●「間にて 関係をつくり ひろばでき」 市川館長

成功の宣言文 文明と作品が交差  ありたい姿
●そして関係をつくっている。関ヶ原製作所という文明と作品が交
錯している
●横を貫きとうして実体です。関ヶ原をおりると特別な場所です。
地下には戦の後がある。過去の時間の上に現在がある。そういう中
で人間村の構想が胸の中で積み重ねられてひろばになった。
●「関係で 文明と作品 交差して」 市川館長

成功の宣言文 関係をまつたくる なりたい姿
●時間がつもってきてひろばがある。間がさまざまなものを結び付
けて実態を感じさせる
●そういう時間を感じさせる。震災で間は壊れた。失われて関係も
壊れる。人間がつくって壊れて失うこともあれば、関係をつくるこ
とも可能である。
●「関係が こわれることで またつくる」 市川館長

成功の宣言文 作品で感じる  現状の姿
●一人ひとりが作品を見て、感じるものがないと、芸術とはいえな

●芸術家の精神力を果実に変える。その果実を見て、いろいろな人
が果実をつくる。果実の連鎖です。優れた芸術作品は、見た人の共
感を生み出していく。
●「作品で 一人ひとりが かんじるや」 芸術家

■■■「イメージと感覚の一致」の心を感じよう■■■■■■■■
四画面思考による改革実践は、毎年、改革実践モデルを進化させる
ことがその特徴です。先週の土曜日に、第8期いしかわMOTスク
ールファイナルが行われました。8期生の進化テーマは「イメージ
と感覚の一致」にしました。7期生のグループ名は、火種をともす
ために、「七輪会」になりました。8期生は、繋がって無限に改革
実践力を引き出すために「∞」になりました。人間の未来をつくり
だす力は無限なのです。今回は、受講生の発表に続いて、指導して
いただいたメンターの、私の経営3原則を披露していただきました
。改革実践と経営実践が両輪となって、初めて大きな成果が出るか
らです。それぞれのメンターの経営3原則がまじりあって、経営改
革道場になりました。現場には経営や改革を純粋経験されている人
材がおれ、未来をつくりだすエネルギーです。みなさんの命の言葉
をご紹介させていただきます。今回はAチームの5名の方のご紹介
で、次回は、B・Cチームを継続させていただきます。(近藤)

■別川製作所:長石倉貴司(メンター:小西常務)
 ●MOTスクールで学んだ事、気づいた事
 ・気づきから始まる
 ・自分ごとで行動する
 ・人間力と技術力の二刀流
 ・自分を変えて周りを変え、進化し続けることができる。
 ・4画面思考法で思いを形に
 ・RBC志響塾+で元気と響き
 ・自社の企業理念を大事に
 ●改革実践提案書
 ・成功の宣言:私から始める「人繋がりのTSS」
 ・現状の姿:それぞれの役割を再認識しよう
 ・ありたい姿:TSSで未来の「命」を支える
 ・なりたい姿:システム事業 売上30億円!
 ・実践する姿:毎日少しの変化を楽しむ
 ・実践事例:①グループ勉強会 ②ミス・ロス分析 ③わかい人
  を積極的に取り込む ④組織内  問題の表出化(KJ法)
 ●メンターの私の経営3原則(小西常務)
 ・人にかかわる仕事の追及
 ・SE2の養成(システム&システムエンジニアリング)
 ・グローバル化に向けて国際感覚を身につけた設計員&営業員養
  成
 ●メンターコメント(小西常務)
  質を求めるには人の成長が不可欠、日本産業界は、コア技術が
  生命線になると思いますので、さらなる人のレベルアップを計
  りたい。

■PFU:鈴木慎次(メンター:石川事業部長代理)
 ●学んだ事、気づいた事
 ・人間力は無限
 ・実践にて思いを形に
 ・楽しんで楽しませる
 ・気づきを実践する
 ・ぶれない信念
 ・言葉を真実に
 ・変化の先にたつ
 ・明るくするには自分が明るく
 ・成功イメージを持つ
 ・自分が変わればまわりが変わる
 ●改革実践提案書
 ・成功の宣言:進化から飛翔へ(組織、製品)
・現状の姿:進化はできた! 飛翔に向けて?
・ありたい姿:皆が喜ぶ進化と飛翔!
・なりたい姿:進化、飛翔への活動集団!
・実践する姿:仲間と自分を信じてチャレンジ!
・実践事例:①CCTIME ②4つの火種に火 ③要求をとり
  に顧客訪問 ③本当に必要とす  るものが分かった ④未来
  創造チーム
 ●メンターの私の経営3原則
 ・顧客に聴いて「考える」
・物事は基本から
・約束は責任を持って守る
●メンターコメント(石川事業部長代理)
  約5年間の進化のステップは皆の心を一つにして前向きな風土
  づくりに成功。今後の飛躍のス  テップに向けての実践をお
  願いします。


■シブヤITソリューション:坪田直也(メンター:村中技術部長)
 ●学んだ事、気づいた事
 ・コミュニケーション能力
 ・言葉の力の大切さ
 ・気づきはアイディアの泉
 ・ポイントはいかに暗黙知を形式知にするか
 ・製品指向とサービス指向の両立の大切さ
 ●改革実践提案書
 ・成功の宣言:SE力UP! 3カイ実践集団による新市場開拓
・現状の姿:現状、スキルはあるが営業力が弱い
 ・ありたい姿:3カイ実践集団による~顧客満足第一の製品創造~
 ・なりたい姿:マルチ業種に対応出来るSE集団(一人ひとりがマ
  ルチ業種対応SE)
・実践する姿:継続は力なり
 ・実践事例:①3カイの伝承(YWT・朝会・気づき提案・KJ
  法・月次ミーティング) ②筋  肉質の開発体制 ③お客様
  の喜びを追求した製品ラインナップ  ④開発ロードマップ
 ●メンターの私の経営3原則(村中技術部長)
 ・3カイの協力推進
・みんなに「善きこと」
・今日一日喜んで働きましょう
●メンターコメント(村中技術部長)
  『グループ初の情報サービス会社として役割をしっかり体現す
  べく邁進しましょう』

■RBC:北野健樹(メンター:遠藤専務)
 ●学んだ事、気づいた事
 ・経営とは事業創造そのもの
 ・未来は創るもの(自分と未来は変えることができる)
 ・目の前の顧客にはマーケティングで対応し、未来の顧客にはイ
  ノベーションで対応する
 ・感動はニーズとシーズの交点から、磁石のようにNとSが引き
  合う関係をつくる
 ・経営者は地面を、研究者は空を見ている
 ・ヘリコプター経営(死の谷を鳥瞰する)
 ●改革実践提案書
 ・成功の宣言:技術マトリックス経営 による「RBC 事業創造物
  語 2012」

 ・現状の姿:可能性はあるが犬棒的アプローチ
 ・ありたい姿:電子技術を極めて、TM経営で、未来を創る
 ・なりたい姿:新規事業創出 29億円
 ・実践する姿:喜びの事業創造物語を日々、実践
 ・実践事例:①RBCTM道場 ②RBC事業創造戦略マップ 
  ③消去法によるRBC事業創造  プロセス ④事業プランで
  知識創造
 ●メンターの私の経営3原則(遠藤専務)
 ・人づくり(喜びづくり)を起点とした顧客満足の実現
・新しいことへの挑戦による未来に向けた価値創造
・企業活動による社会貢献、豊かな人間社会の発展
●メンターコメント(遠藤専務)
 ・2015年度:売上げ300億円のカギ ⇒ 「新規事業:29億円」の
  達成
 ・「技術マトリックス」を用いた新規事業の創造
 ・「コアコンピタンス」の磨き上げ
 ・ 「RBC新規事業創造プロセス」の確立
 ・「未来創造会議」のスタート(道具・仕組み造りから着手)

■ナナオ:山本正人(メンター:堅田シニア開発マネジャー)
 ●学んだ事、気づいた事
 ・自分から始める
 ・われわれが未来をつくりだす
 ・モノはサービスを提供するための手段
 ・サービスの視点では顧客教育が必要
 ・課題解決は思いを集めて仮説を立てることから始まる
 ・気づきから次にすべきことが生まれる
 ・自分が変わり周りを変える
 ・イノベーション活動のモデル化
 ・財務分析の手法と意味
 ・技術とアイディアで未来を創造する
 ●改革実践提案書
 ・成功の宣言:技術とアイデアで未来を創造する~「感動創造」
  宣言~
 ・現状の姿:商品づくりの際の具体的な目標・方向性があいま
  い
 ・ありたい姿:技術とアイデアから「感動・感謝」の輪を創り
  出す
 ・なりたい姿:ニーズ創造企業への成長
 ・実践する姿:火種つくり思いを形に感動を創造
 ・実践事例:①NGeV(New Generation Eizo Value)プロジェ
  クト ②技術ロードマップ作成 ③顧客訴求ポイントの社内
  共有 
 ●メンターの私の経営3原則(堅田シニア開発マネジャー)
 ・楽しむ
 ・価値創造とサービス精神
 ・喜び連鎖
 ●メンターコメント(堅田シニア開発マネジャー)
  「技術で未来を創る」「感動を提供する」ということから課
  題研究をはじめてもらった。全てにおいて自らが「楽しむ」
  姿勢が大切だと思う。楽しむことでポジティブになり周囲に
  良い影響を与え、さらにつくり出す「モノ(製品)」にも「楽
  しい」気持ちが吹き込まれる。
■■■「イメージと感覚の一致」の心を感じよう■■■■■■■■


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東日本の震災から1年がたちます。この一年の被災地のみなさんの
復興へのきづなの素晴らしさと厳しさに感動と緊張しながら、真剣
に改革実践を進化させてきました。昨年度のテーマは「楽しんで楽
しませて喜びの共感」に続いて、近年度テーマは「イメージと感覚の
一致」を追加しました。改革実践を継続進化していると、自然に20
12年の進化テーマがあらわれてきます。行動することで自然に出
会うのです。春の兆しを感じるこの時期に、今回は、セキガハラ人
間村の完成式典と、いしかわMOTスクール第8期ファイナルの行
動経験からの自覚と創造の気づきをご紹介いたします。
(株)四画面思考研究所 代表   近藤修司
北陸先端科学技術大学院大学 知識科学研究科 客員教授
(財)せきがはら人間村財団 理事
(株)日本能率協会コンサルティング 常任顧問
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